日清食品カップ埼玉県小学生陸上競技交流大会

2020年11月28日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催されました「日清食品カップ埼玉県小学生陸上競技交流大会」の結果をご報告いたします。

日清食品カップ埼玉県小学生陸上競技交流大会
種目 選手名 記録
男子6年100m 島崎 凌久 14秒06
東條 成吾 14秒59
男子5年1000m 堀 勝英 3分47秒69
男子6年1000m 勝畑 友介 3分15秒32
杉山 敦哉 3分45秒33
女子5年1000m 田口 心愛 3分29秒86(5位入賞)
女子6年1000m 芹川 栞那 4分22秒50

こちらの詳しい結果は下記リンク先にて掲載しております。
http://sairiku.net/xoops/newinfo/kekka/2020/201128r.pdf

コーチのコメント

短距離

前回のクラブ交流大会での個々の課題をしっかりとクリアし自己ベストを更新できた選手もいれば、課題はクリア出来ているけれども記録に反映されなかった選手もいました。
この噛み合わない部分を冬季練習で、しっかりと見直し春先に繋げていけるよう取り組んで参ります。

試合を通して、選手自身がコンディションを自分なりに考えて合わせてレースに臨んでいることを感じることが出来ました。
これは陸上競技を通して「考える」という社会的な部分が育っている証でもあります。
この経験は、中学生や大人になったときに必ず活かせる時が来ます。

身体的にも社会的にも、もっと成長が出来るよう今一度個々の課題を確認していきます。

中距離

女子1000mは5位入賞となりました。練習の成果を発揮してくれた良いレースだったと思います。
今回のような強風のコンディションは戦略が重要となります。

  1. スタート後に良いポジションを確保する
  2. 他の選手の後方につき風の影響を減らす

この2つが出来ない場合は結果出す事は難しいです。
何も考えずに走っては結果は出ません。それで結果を出すなら、誰よりもたくさん走るしかありません。しかし、それは成長期の小学生の皆さんにとって良い練習ではありません。
大事なのは効率よく走る事です。なるべくエネルギーを無駄遣いせずに走るにはどうしたらいいか考えましょう。それを教えるのがコーチ達の役割であり、実践するのが選手の皆さんの役割です。

こういった「考える力」は陸上だけでなく将来色々な事に役に立ちます。その為にスポーツをしているのです。もう一度初心に戻って何のために陸上をやっているのか考えてみて下さい。

総評

強風のコンディションによって、各選手の明暗が分かれたレースでした。
やはり、事前の準備や心構えができている選手が結果を残すと改めて教えられたレースでもありました。
コーチやご両親に頼りっ放しではなく、自分で考えて行動できる選手が結果を残します。

日清食品カップ埼玉県小学生陸上競技交流大会