小学生の持久走のコツ|ペース・呼吸・フォームの3つのポイント
秋冬の季節になると、体育の授業や学校行事で本格化する「持久走」や「マラソン大会」。
「最後までスピードを維持できない」「途中でガクッとペースが落ちて苦しくなる」と悩んでいるお子さまも多いのではないでしょうか。
持久走で目標タイムを切り、最後まで力強く走り切るために必要なのは、ただ耐えるだけの根性論ではありません。「理想のリズム」を早めにつくり、効率よく距離を消化していくことです。
今回は、保護者の方や指導者がすぐにアドバイスできる、実践的な持久走対策の3つのポイントをご紹介します!
1. スタートは「80%の力」で理想のリズムに乗せる
よく「最初はゆっくり走り出そう」と言われますが、極端に遅すぎるスタートが出遅れてしまい、自分の良い走りのリズムを見失ってしまうことがあります。かといって、100%の全力ダッシュは中盤以降の大失速に繋がります。
おすすめは「80%くらいの力加減」でスタートし、早めに自分の気持ち良いスピードとテンポに乗せることです。
アドバイスのコツ
- 「ダッシュではなく、80%の力でスーッと前に出よう」と伝える。
- 走り出しの数十メートルで「ポン、ポン、ポン」という足の着地テンポを早めに確立させる。
立ち上がりでスピードに乗っておくことで、無駄な力みなく「勢い(慣性)」を使って巡航体制に入ることができます。
2. 呼吸は「鼻から2回、口から1回」でリズムを作る
走っていて苦しくなると、口だけで「ハァ、ハァ」と浅く速い呼吸になりがちです。これでは酸素を効率よく取り込めず、筋肉にも疲労が溜まりやすくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、「鼻から2回、口から1回」という決まったリズムで息をコントロールすることです。
呼吸のリズム
- 「スッ、スッ(鼻から)、ハァーー(口から)」
- 足の着地テンポに合わせて「ポン、ポン、フゥー」と規則正しく繰り返す。
呼吸のテンポを走りのピッチ(足の回転)と連動させることで、無駄な力みが抜け、後半になっても息切れしにくくなります。
3. 疲れても「重心の真下」に足を置く(フォーム)
後半疲れてくると、アゴが上がり、腰が落ちて足が前に投げ出されるような走り方になりがちです。これではブレーキがかかり、一気に失速してしまいます。
フォームのチェックポイント
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目線は5〜10m先をキープ
上を向くと腰が反り、下を向くと首が曲がって呼吸が苦しくなります。
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体(お腹)の真下に足を落とす
足を前に出しすぎず、重心の真下に着地させることで、地面からの反発を効率よく推進力に変えられます。
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肘を後ろに引いてリズムを作る
肩の力を抜き、肘をテンポよく後ろに引くことで、脚の回転が自然と引き出されます。
最後に:練習での声かけのコツ
自分のペースやリズムを意識して走る練習をしている子には、結果だけでなく「走り方」や「コントロール」に注目した前向きなフィードバックが効果的です。
- 「最初の入り(80%)のリズムがすごくスムーズだったね!」
- 「呼吸のリズムが最後まで崩れずに走れていて格好よかったよ!」
- 「自分でテンポをコントロールして走り切れたね!」
「最後まで自分のリズムをコントロールできた」という感覚は、子どもたちにとって大きな自信となります。正しいコツとアプローチで、自己ベスト更新を目指していきましょう!
走り方を身につけ、次の記録へ。
ペース配分やフォームを学び、自分の走りを伸ばしていく。Evolution Track Clubでは、小学生の基礎づくりから中長距離の専門的な練習まで、年代や目標に応じて取り組めます。
川口・戸田で、一緒に自己ベストを目指しませんか。